医療秘書の資格の種類
医療秘書の資格は7種類。重要度、評価の高さから医療秘書の資格を比較しています。
医療秘書の資格は、基本的に医療事務+秘書業務 のような試験内容となっていて、医療事務のレセプト作成技能や医療法規、医療保険制度についての知識に加えて、
臨床医学など医学知識、さらに秘書検定のような秘書知識の問題と、幅広い知識・技能が問われます。
この医療秘書資格だけを目指すのではなく、医療事務の資格に加えて、この医療秘書資格を取る、というパターンをお勧めしています。就職時に医事課でも秘書でも病棟クラークでも選べるので、選択肢が増えるという点で有利かと思います。
※私も診療報酬請求事務能力認定試験と併せて、医療秘書技能検定試験の準1級も取得しました。
どの医療秘書資格が就職に有利になるか ※あくまで個人の意見として
医療秘書の資格で、個人的に就職に有利だと思われる順に上から並べてみます。
試験名 | 評価 | 合格率 | 対応講座 |
---|---|---|---|
日本医師会医療秘書認定試験 | ★★★★★ | 約91% | 愛知県医師会 |
この認定試験自体は合格率はとても高いのですが、それまでの道のりがとても長いです。
通信制で2年、通学制で1年以上という学習期間を経てやっと受験できるものです。日本医師会認定ということもあり、なかなか価値のあるものになっているのではないかと思われます。ただ試験会場が限定されていることや、取得までの道のりから考えてもなかなか現実的に取得を考えるのが難しいかな?と思います。
試験名 | 評価 | 合格率 | 対応講座 |
---|---|---|---|
医療秘書技能検定試験 | ★★★★☆ | 【1級】約14% 【準1級】約26% 【2級】約54% 【3級】約71% | 専門学校等 |
次に重要な試験として、私は医療秘書技能検定試験を挙げたいと思います。
ただ、注意するべき点は合格率を見て頂くと分かる通り、3級はそれ程価値がない、ということです。3級は2級、準1級を目指すうえでの下準備というか、通り道というか、そんな感じです。
やはり2級以上を目指していきたいです。私の場合3級からまず受けて、→2級→準1級&1級のW受験
といったように段階を踏んで受験していきました。(1級は惨敗でした。。)
試験名 | 評価 | 合格率 | 対応講座 |
---|---|---|---|
医療秘書管理実務士(TM) (医療秘書情報実務能力検定試験) | ★★★☆☆ | 【1級】約58% 【2級】約62% | ヒューマンアカデミー |
医療秘書実務能力認定試験 | ★★★☆☆ | 約75% | ヒューマンアカデミー |
この2つはヒューマンアカデミーが対応している試験で、どうやら通信の「たのまな」の方は医療秘書管理実務士(TM)(医療秘書情報実務能力検定試験)、通学では2級医療秘書実務能力認定試験を目指す設定のようです。
両方とも医療事務のスペシャリストとしての証明、と謳っている試験です。医療秘書実務能力試験のほうが難易度は低めといえます。
試験名 | 評価 | 合格率 | 対応講座 |
---|---|---|---|
医療管理秘書士・医療秘書士 | ★★☆☆☆ | 約90% | 指定校通学 大学、短大、専門学校等 |
医療秘書技能認定試験 | ★★☆☆☆ | 約95% | 大学、短大、専門学校等 |
医事管理専門秘書検定 | ★★☆☆☆ | 易しい | キャリアカレッジ |
次にこの3資格なのですが、どれも難易度は低く医療秘書の資格の中では取得しやすいものだと思います。
医療管理秘書士・医療秘書士に関しては不合格でも「医療秘書士」資格を認定申請出来るそうです。
他の医療事務 関連資格も重要度、評価順に紹介しています
どの資格を目指すかだいたい決まりましたか?次はどこで学ぶか決めていきましょう!
→はやわかりStep3 どこで医療事務を学ぶか~どこで学ぶか、すぐきまる!へ
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【取得資格+就職サポート+料金+教材を総合的に比較しました】
【第1位】 日本医療事務協会
合格率75%の資格を確実に目指し、かつ医療事務の最高峰試験である、診療報酬請求事務能力認定試験を最終的に目指せる。とても現実的だし、W取得はかなり安心感があります。
基本の医療事務講座にプラスして、医事コンピュータ、レセプトチェックなどオーダーメード感覚で学びたいものだけ受講が可能というのも評価点が高いです。
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認定試験には対応していないため、総合比較第2位です。
【第3位】 ヒューマンアカデミー
医療事務の最高峰&最難関試験である診療報酬請求事務能力認定試験に対応。
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