メニュー

当ページにはプロモーションが含まれます

医療事務資格をめざす人の疑問や不安に答えるQ&A集

これから医療事務を目指す人にとって、疑問や不安はたくさんあると思います。
各ページでもなるべく医療事務の資格が分かるように解説はしていますが、情報が膨大になってしまったため、
このページでは医療事務資格を目指す人の疑問、不安がすぐに解決できるよう、情報をまとめて作ってみました。
是非ご活用下さい。

  • はてなブックマークに追加

【医療事務資格Q&A集】

医療業界のこと

医療事務を目指すにあたって

医療事務の資格について

勉強の方法について

就職にあたって

Q1.医療機関は景気は関係あるんですか?

「医療機関」という場所で行われる、「医療」という商売。
さぞかしもうかっているんだろうなーと思う人も多いのでは?と思います。お医者さんや看護師さんも、高給というイメージですよね。

もちろんひと昔前までは、病院はもうかる場所であったと思います。
でも、現在はどうでしょうか。

医療機関でも、景気は関係あります
年々増加する国民の医療費を抑えようと、国があれやこれやと対策を取っていることもご存知の方はいると思いますが、そういった改正や変化に対応できず、経営難に陥ってしまう病院ももちろんあります。

それに、病院も接客業、サービス業です。
診療を受ける側の患者さんにも、かかる病院は選べます。インターネットで良い口コミ、悪い口コミなどを見て、かかる病院を探す方も沢山います。
また、患者さんには、少しでも質の良い医療を受けられる病院を選びたいと思う気持ちがあります。
ですから対応があまりに悪かったり、適当な医療を行っていてはすぐに患者さんは他へ行ってしまいます。

「医療機関は景気は関係ない!」ということは一概にはいえません。

Q2.医療事務の職業は、休日はどのようになっていますか?年末年始やGWはありますか?

基本的に、医療事務の休日=医療機関の休日 です。
医療機関は、日曜日と祝日はお休みのところが多いですから、必然的に医療事務員もその期間はお休みになります。

ただ、休日の面は「病院により」ます。

日曜日に診療を行っている診療所も最近は多いですよね。

また、医療事務の大切な仕事のひとつである「レセプトの作成」の仕事は、月末~月初に作成をします。お正月やゴールデンウィークは、ちょうどこの期間に重なりますよね。
休日返上でレセプト業務を行う病院もありますが、ゴールデンウィークの全てが仕事になるような病院はまずないと思います。勤務時間や休日は、普通はローテーションを組んで、みんなで調整します。

私の場合は、年末年始もゴールデンウィークもちゃんとありました。
一方、別の大学病院へ勤める友人は、GWの週の土日は出勤になり、その他の日は休日になったようです。

Q3.公立病院と私立病院の違いは?

★国公立病院
・・・国や地方自治体が開設している病院

★私立病院
・・・民間の医療法人などが開設している病院


病院は誰が開設しているか、によって分類できます
この他、日本赤十字社が開設する日赤病院は、公的性格を持つ病院として知られています。

Q4.病院と診療所の違いはなんですか?

★診療所
・・・ベットの数が19床以下の医療機関のこと(無床含む)

★病院
・・・ベットの数が20床以上の医療機関のこと

○×医院や、○×クリニックという名称は、診療所です。
診療所と病院では、初診料や再診料の点数が異なります。

Q5.医療事務に向いているのはどんな人でしょうか。

医療事務は、「事務」といえども、受付に立ち、会計をし、患者さんの案内もします。
なので人と接することが好きな人、コミュニケーション能力が高い人は向いている職業です。

人と接する事に苦痛を感じるような人は、毎日の業務が辛いものになってしまうかもしれません。

その他、医療機関は具合の悪い人など、身体のどこかに不調を訴える「患者さま」が居る場所です。相手の気持ちになって考えられる人はとても向いている職業だと思います。
そして患者さんは具合が悪い上に待ち時間が長く、イライラされている事だってあります。クレームがあったとしても、自分の感情をきちんとコントロール出来対応できる人は重宝されるでしょう。

また笑顔が素敵な人、明るい人、テキパキしている人、礼儀正しい人も適職です。

Q6.医療知識は何もないのですが、医療事務になれますか?

医療事務を目指そうという人は、医学的な知識が何も無い人がほとんどだと思います。
私も医学的な知識は何も知らず、医療事務の勉強に入りました。

ただ就職するときには、なにかしら医療知識を学んで少しでも知識を付けている人が多いです。

通信講座や通学講座、専門学校で医療事務の資格取得を考えている人は、通常資格試験に対する勉強の中で、医学知識は学ぶこととなります。そしてその学んだ内容が資格試験にも出題され、就職後も役立ちます。

資格は取らずに就職したい、と思っている人もいるかと思いますが、資格も無い、医療知識も無いではやはり不利ですし、雇う側もその人を選びづらいですよね。

私が病院で働いていた時は、初診の際に患者さんの症状を聞き、適切な科へ案内しなければいけませんでした。大学病院だったので、呼吸器内科、循環器内科など細かく分かれていたので、
どこの症状だったらどの科、ということを学校で勉強していたのでとても役立ちました。

Q7.計算が苦手です。医療事務職にはなれないでしょうか。

医療事務の仕事として、代表的な「レセプト作成」の仕事では、複雑な計算をしなければならないこともあります。
資格試験の際は、診療報酬請求事務能力認定試験では全て手書きで計算も電卓で行います。
他の医療事務の試験も、計算はコンピュータではなく自分の手でやる試験が多いです。

若干不利かな?とは思いますが、めちゃくちゃ難しい数式が出てくる訳でもなく、
掛け算と、小数点を含む計算ができれば大丈夫だと思います。

そして計算が苦手だから医療事務になれないか、といったらそんなことは無く、医療事務の業務・レセプトの作成は、コンピュータで行うことがほとんどなので、コンピュータ操作が出来ればやっていけると思います。

Q8.資格がたくさんありすぎて、どの医療事務資格を取れば良いのか分かりません。

医療事務の資格は、どの資格がだめとかそういったものはありません。
全てが民間資格であり、あえていえば診療報酬請求事務能力認定試験という試験が医療機関で高く評価されている、ということです。

医療事務の勉強をどこの講座で学ぶかにより、取得する試験は異なります
わたしがおすすめする医療事務講座←こちらのページを参考に、取得資格、料金、そして就職サポート、学習期間を比較し、自分に一番合う医療事務講座を探しましょう

複数の医療事務講座の資料を、無料で一括請求できるサイトもあります。(サイトはこちら)
・日本医療事務協会
・ニチイ学館
・ヒューマンアカデミー
・ソラスト(旧ニック)
・ユーキャン
上記医療事務講座の資料請求が、一度の入力で出来るので大変便利です。

Q9.一番就職に有利な医療事務の資格は何ですか?

どの医療事務資格が一番就職に有利か、あくまで個人の視点ではありますが
下記ページにて解説させて頂いています。

各ジャンルごとに紹介しています。

Q10.医科と歯科はどう違うのですか?就職にはどちらが有利ですか?

歯科を絶対に目指したい!という人でなければ、「医科」を目指すのが普通です。

医科と歯科では、診療報酬の基本的な算定方法では大きな違いはありません。
歯科では診療科目がひとつしかないのと、レセプト用紙の様式が違う、算定で使用する記号が医科とは違う、ということくらいでしょうか。

医科の方が、覚えなければならない知識が広範囲に渡るということはあります。診療報酬請求事務能力認定試験について見てみると、医科と歯科では歯科の方が合格率が毎年若干高めです。
ただ、だからといって歯科は簡単なんだ!という訳ではなく、難しさにそれほど変わりはないと思います。

受験者数を見てみると、歯科よりも医科を受験する人が圧倒的に多いです。

Q11.通信講座で取得した資格は、履歴書に書けるの?

もちろん履歴書に書いてください。
就職の際にアピールになります。ニチイやユーキャンなど通信講座で取得した資格も、「医療事務を学んだことがある」ということの証明になります。

試験の名称が似ているものが多いので、正式名称をキチンと書くように気を付けましょう。
診療報酬請求事務能力認定試験を取得している場合は、一番上に書いた方が良いと思います。

※こちらも参考にして下さい。⇒就職攻略法~こうすれば採用される
履歴書の書き方を解説してます。

Q12.どうやって医療事務の勉強をすれば良いのか分かりません。

医療事務の勉強方法は、
・通信講座
・通学講座
・専門学校や短大
・独学

と4つの方法があります。

(1)どんな資格がとりたいのか
(2)勉強の時間はどのくらい取れるか
(3)費用はどのくらいかけるのか

ということを中心に選ぶと良いです。

※詳しくはこちらで解説しています⇒はやわかりStep3 どこで医療事務を学ぶか~どこで学ぶか、すぐきまる!

Q13.コンピューターの勉強もした方が良いのでしょうか?

パソコンを日常的に使用している人、自宅でインターネットの閲覧や、メールの送受信、ツイッターやフェイスブック、ミクシーなどを利用している人は、操作に慣れているのであえてパソコンの勉強をする必要はないかな?と思います。
実務に入ってから覚えれば良いと思います。
ただ医事コンピュータの資格も多くありますので、勉強しておいて損はないです。実務によりスムーズに入っていけます
私は医療事務の資格と合わせて、医事コンピュータの資格も取得しました。

最近はパソコンスキルを求人の応募条件として掲げているものが多いです。
全くパソコンが触れない人は、是非勉強しておいた方が良いと思います。

Q14.独学でも医療事務の資格は取得できますか?

詳しくはこちら独学で医療事務の資格は取得できるかに解説しています。

まとめてここで言うならば、

・独学でも受験できる医療事務の資格試験はある
・周りに質問出来る環境があれば独学でもいける
・実務経験がなく、全く初めての人、初心者は厳しい

というのが私の見解です。

Q15.どこの医療事務講座が一番良いですか?

医療事務の講座によって、取得資格も違えば料金も違う、就職サポートも異なります。
自分に合う講座を見つけるには、資料請求して比較することが一番です。

※私が良いと思う講座をこちらに解説しています⇒わたしがおすすめする医療事務講座

医療事務講座の資料をまとめて請求して比較できます。
⇒無料一括資料請求はこちらからできます
☆無料で一括資料請求できる講座は、
・日本医療事務協会  ・ニチイ学館  ・ヒューマンアカデミー

Q16.医療事務の面接ではどのような事を聞かれるのでしょうか?

基本的に一般企業とそこまで違うということは無いと思います。

考えられる質問をまとめました。

・なぜ医療事務員になりたいと思ったのですか?
・医療事務職員として働くうえで、何が一番大切だと考えますか?
・数多くある医療機関の中から、当院を選んだ理由はなんですか?
・当院で働くことになったら、どんなことをしたいと思いますか?
・患者さんは痛みなどの症状を訴えて来院しますが、そういった人たちにどのように接すれば良いと考えますか?
・医療事務の資格取得のためにどのような勉強をしてきましたか?
・最近の医療に関するニュースで気になったものはありますか?
・趣味はなんですか?
・休みの日はどのように過ごしていますか?
・あなたの家族は医療事務として当院で働く事についてどう考えていますか?
・パソコンはできますか?
・自分の性格を一言でいうと?
・あなたがこれだけは誰にも負けない、と思う所はありますか?
・この病院に来た事はありますか?その時の対応はどうでしたか?
・インフォームドコンセントについてどう思いますか?
・患者さんの個人情報について、あなたはどのように考えていますか?

医療事務の面接のポイント解説はこちら
医療事務としての就職活動・面接 私の体験談はこちら

Q17.年齢が高いと不利ですか?

実際の採用に当たっては、その時の医療機関の状況によるので、そのつど求められる人材の基準は変わります。
年齢が若いから有利、ということは一概には言えず、年齢の条件をはっきり出すということは認められていません。

医療事務の世界は、経験がなにより重視されるので、ただ若いというだけではダメだということは確かです。

そして、医療機関と言う場所の性質上、気配りが良く出来る、人生経験も豊富な、30代、40代の方を欲しがる医療機関もあると言います。
面接時に自分は年齢が上なぶん、患者さんにこんな気配りが出来る、こんな対応が出来る、ということをアピールすれば、それは自分の強みです。年齢を気にせず、実力を磨く事が大切です。

医療事務資格コミュニティQ&A

医療事務資格が5分でわかる!医療事務になるまでチャート
医療事務資格の勉強法