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就職攻略法~こうすれば採用される【医療事務の就職活動のコツ】

いよいよ就職活動!自分の希望する職場で採用されるように、しっかりと準備をしていきましょう!
このページでは以下について解説しています。

  • 履歴書の書き方
  • 面接でのポイント
  • 採用試験の内容
  • 問い合わせの電話のしかた

履歴書の書き方では、私が実際に大学病院に採用された履歴書を使って解説しています。
是非参考にしてください♪

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医療事務就職攻略その1 【履歴書の書き方】

「医療事務」という職業柄、書類の書き方は重要視されると考えられます。
正式な履歴書の書き方を知り、その通りに履歴書を作成しましょう!

医療事務においての履歴書づくりは、
履歴書の文面から、患者さんが喜んでいる姿を想像できるようなものを目指します。

ここでは私が実際に応募に使った履歴書を公開して、解説していきたいと思います。
※この履歴書の文章をそのまま引用するのはやめてください><

▼私はこの履歴書で採用されました
医療事務の就職試験で採用された履歴書

順番に解説していきます。

①履歴書に貼る写真

服装はスーツが良いと思います。口は開けずに、口の端を気持ち少し上げる位の感じで写真を撮ります。
あごは軽くひくと良いですが、睨んでいるようにならないように注意します。

私の写真は髪の毛の両側がたれてますが(笑)これは、きちんと耳にかけるかピンでとめた方が良いと思います^^;
髪の毛の色は黒が望ましいです。私も就活中は真っ黒に髪の色を直しました。お化粧はナチュラルに、全くしないのではなく少しは社会人としてした方が良いかと思います。
受付業務を行うところでは髪の毛の色、明るい表情やお化粧は第一印象を左右する大きなポイントとなります。


②履歴書に書く日付

郵送→投函日
持参→持参日
を記入します。


③住所

住所を書くときに気を付けたいことなのですが、住所を
「1-2-3」と書くのではなく、

「一丁目2番地3号」

と書くということ。○丁目の数字は漢数字になります。番地・号は数字です。


④学歴・職歴

「学歴」「職歴」(「賞罰」なくても可)と1行に記入して、そのあとに書いていきます。

学歴→学部や学科があれば、そこまで書く。在学中の場合は卒業年月を記入して、「○○学校○○科卒業見込」と記入する
職歴→所属部署まで書く。ない場合は上記のようになしと記入。
退職年月を記入したら、「一身上の都合により退社」
現在まだ働いている場合は「現在に至る」と記入する。

履歴書記載例(資格・趣味・志望動機・セールスポイント)

この欄は使う履歴書によって、色々と差があると思いますが、重要視されると思われる部分を解説していきます。

⑤資格

資格は正式な年月と名称を書きます。
医療事務の資格は、名前が非常によく似た資格もあるので間違えないようにしましょう。

診療報酬請求事務能力認定試験」に合格している場合は、一番上に書いた方が良いです。それから直接関係が無いような資格も、持っている場合は書いた方が良いです。
面接時話がふくらむきっかけにもなるし、色々なことに挑戦してるんだな、と好意的にとらえられることもあります。

それから、普通自動車の免許がある人は書いた方が良いです。私が就職活動をしていたとき先生が皆に言っていました。病院によっては、自動車が運転できるということを好意的に取られる場合もあるとのことでした。


⑥趣味

面接官は、ここの記述から人間性や性格を判断することが多いそうです。
医療機関への応募なので、ボランティアや介護など医療に関連がある活動の経験がある人は、ここでたくさんアピールしておくと良いと思います。面接での話もはずみます。

私の場合はボランティアも介護も、医療に関する経験はありませんでしたから、どうしようか考えた結果、印象に残ることを書こうと思い小学校の時6年間続けていたサッカーを書きました。
関係ないことを趣味として書くポイントとしては
○昔からずっと続けている事
→私はひとつのことを長く続ける事ができるんだという方向にもっていく
○その趣味により医療事務として働くうえで生かせるところが書けること
→私の場合、体力がある(仕事を休まない)、チームワークの大切さを学んだ(協調性)
○印象にのこる
→ギャップがある、凄い珍しい趣味、など

このようなことを見つけると良いです。面接官があとで顔を見ただけで思い出せるような、印象的な話が面接のときにできると良いですね!私の狙いは「女なのに6年間もサッカー!」というところでした(笑)


⑦志望動機

さて、最も重要なのがこの志望動機です。
これはもうあなたが医療事務になりたいと思う真っ直ぐな気持ちどうしてこの職場を選んだのか、という熱い気持ちをメッセージにして伝えましょう

例えば、
○過去の私のこんな経験が生かせるから
○採用がきまったらこんな医療事務員になりたいんだ
○ここの病院に以前きたとき、とても対応がよくて私もここで働きたいと思った
○ゆくゆくは~~が出来るようになりたい、こんなこともやりたい

などなど熱意を伝えましょう。患者さんに対してこうしたい、などの気持ちを書いても良いと思います。


⑧セールスポイント

長所や特技、経験など自分のアピールポイントが書ける履歴書を用意すると、ここでも自分のアピールができますよ!
○誰にも負けないと思うこと
○自分のよいところを書く
(前向き、ひとつのことをやり続けられる、体力がある、風邪をひかない、失敗してもめげずに成功に向かって努力できるなど)

何かアピールにつながる経験がある場合はそれを書いてもいいし、とにかく自分の長所や特技をアピールして、それを就職したい職場でどのように生かすのか、ということにつなげると良いです。



最近では、インターネットを使って志望動機や自己アピールを検索して、掲載されている当たり障りのない文章を引用して履歴書を作成する人も多いと聞きますが、絶対にやめましょう
当たり障りのない履歴書=印象が薄い、個性が無い、アピールに欠ける
です。

面接では作成した履歴書をもとに質問をされるので、自分の気持ち以外のことを書いた履歴書では話も膨らまず、自己アピールも出来ず、自信も持てない話し方になってしまうでしょう。。
その結果印象にも残らずに終わってしまうこととなります。

履歴書の作成は難しく考えることはなく、一番大切なのは「気持ちを伝える」ということです。
医療機関で働きたいと思った気持ちや、患者さんにこんなことをしてあげたい、こういうふうに役に立ちたい、という気持ちなどを伝えられるように、自分の言葉で履歴書は書きましょう。

また、履歴書は黒いボールペンで記入をします。字が汚くても、ゆっくりと丁寧に書きます。
先に鉛筆で、定規を使って線をひくと真っ直ぐ字が書けます。
できるかぎり履歴書で好印象を与える事ができるように頑張りましょう!

医療事務就職攻略その2 【面接でのポイント】

医療事務の採用についての面接で、ほぼ必ず聞かれる質問があります。

○なぜ医療事務員になりたいと思ったのですか?
○医療事務職員として働くうえで、何が一番大切だと考えますか?
○数多くある医療機関の中から、当院を選んだ理由はなんですか?

です。
面接という場は自己アピールの最大の場なので、これらの質問に対する答えは必ず考えておきます。
その他予想される面接での質問をまとめてみました↓

・なぜ医療事務員になりたいと思ったのですか?
・医療事務職員として働くうえで、何が一番大切だと考えますか?
・数多くある医療機関の中から、当院を選んだ理由はなんですか?
・当院で働くことになったら、どんなことをしたいと思いますか?
・患者さんは痛みなどの症状を訴えて来院しますが、そういった人たちにどのように接すれば良いと考えますか?
・医療事務の資格取得のためにどのような勉強をしてきましたか?
・最近の医療に関するニュースで気になったものはありますか?
・趣味はなんですか?
・休みの日はどのように過ごしていますか?
・あなたの家族は医療事務として当院で働く事についてどう考えていますか?
・パソコンはできますか?
・自分の性格を一言でいうと?
・あなたがこれだけは誰にも負けない、と思う所はありますか?
・この病院に来た事はありますか?その時の対応はどうでしたか?
・インフォームドコンセントについてどう思いますか?
・患者さんの個人情報について、あなたはどのように考えていますか?

書いていて、面接のときのことを思い出して胃が痛くなってきました。。
面接って本当に嫌ですよね。緊張するし、早くこの場から逃げてしまいたい!と思いますよね。
これから面接に挑む人は、しっかり準備をして少しでも緊張を無くし、自信を持って面接に挑めるように頑張ってください!!

質問に答えるうえで、決してやってはいけないのは、
「特にありません」「ないです」の答えです。

緊張しているなかで、答えに詰まってしまうこともあると思いますが、絶対に何かしら答えは言うべきです。
定番の質問はあらかじめ答えを用意しておいて、予想外の質問がきてしまったら、取りつくろった答えをする必要はなく、常識的な範囲であれば正直に答えて良いと思います。

また最近の医療についての質問をされた時に困らないように、資格取得中から新聞やインターネットや携帯でのニュースを毎日見る習慣をつけましょう!

私が気を付けたことは、「カタコトの台詞」にならないようにしようと思った、ということです。
質問の答えを考えるときに、どうしても文章化してそれをそのまま暗記するという方法を取ってしまいがちですが、私はあえてそれをせず、ポイントだけ覚えておくことに努めました。

例えば・・・
・なぜ医療事務員になりたいと思ったのですか?
という質問に対して、
「私は以前、病院にかかったときに、医療事務の受付の方の対応に本当に癒され、体調が悪い中たいへん元気がでました。私もそのように、患者さんに安心して頂ける、元気を出してもらえるような病院の受付の人になりたい、とずっと思っておりました。また、数字が好きでパソコンも得意なので、・・・」という文章を丸々暗記するのではなく、

「受付の対応に癒されて、憧れた」「患者さんに元気を出してもらいたい」
「数字が好き」「パソコンが得意」

というように要点だけ暗記して、自然に文章をその場で自分の言葉でつなげる、という方法を取りました。
私はこの方法で、台詞だろそれ!というような話し方にならずにすみました。

面接の前に、家族や友達に面接官になってもらって練習するのも良いと思います。
何度も繰り返し自分の言葉で話すことを練習すると、本番に凄く役立ちます!

また医療機関の規模や内容によって、受け答えを考えていくと良いです。
○病院
→規模が大きいのでコミュニケーション力を強調、電話や挨拶 声のトーン、受け答えを丁寧にする
○診療所・クリニック
→事務経験があると強し。臨機応変な対応力、素早さ、正確さ。これから成長していきたい!日々勉強していきたい!
○歯科医院
→歯科医院での実務経験があると強し。清潔感、身だしなみ、明るさ、健康的な雰囲気
○調剤薬局
→心のこもった対応ができる、人の悩みを深く理解しようとする姿勢がある、人と接するのが好き

医療事務就職攻略その3 【採用試験の内容】

医療事務の採用試験はどのようなことをするのでしょうか?
医療機関によってその内容は様々なのですが、考えられる試験の内容は、


○書類審査
○筆記試験(一般教養、計算、医療知識・用語)
○面接




この3つです。
面接はどこで働く上でも必ずあるものですが、書類審査や筆記試験については、大学病院や規模の大きな総合病院などで実施されます。
私が受けた大学病院でもこの3つによる採用試験でした。

医療事務の学校に入って、一番最初に言われたのが「毎日新聞を読む事」でした。
これをしているかしていないかによって、実際就職活動を始めて面接をする際に全く違います。新聞を読んでいると、自然と世の中の流れが分かってきます。
記事を隅から隅まで全て読む必要はありません。時間が無い人は、「医療」「福祉」「介護」のトピックだけでも目を通しておくとか、一面と社説だけは読むとか、とにかく毎日読む習慣をつけておくと良いです。

気になる記事を切り取ってファイリングして・・なんて人もいると思いますが、私の場合はそこまではやりませんでした。
新聞を読むと言うのは今すぐに実践できることなので、今日から始めてみて下さい。
面接の日の1週間前だけでいいや、という考えは甘いと思います。

筆記試験の内容ですが、このような新聞を読むと分かるようなニュースについてや、計算問題、歴史や政治について出されたというところもあるそうです。
私の受けた病院では医療事務の知識についての問題が多く出されました。例えば以下のような医療用語の読みや書きです。

医療事務の就職試験に出される医療用語読み書きの例1


医療事務の就職試験に出される医療用語読み書きの例2



このような医療漢字についての読み、書きのほかに医療法規について、インフォームドコンセントについて、医学知識についてなど医療事務の資格を取る際に学んだ内容の再確認をされることが多いかと思います。

医療事務就職攻略その4 【問い合わせの電話のしかた】

医療事務の求人広告には、

「未経験者OK」
「医療事務資格取得者優遇」

などが書かれていることがありますが、
未経験者とは全くの初めての人のこと?
それとも資格はあるけど実務経験が無い場合のこと?
そして医療事務の資格取得者、とはどの資格のこと?
それが自分に当てはまるものなのか?

詳しい事がよく分からない場合も多くあります。
これが分からないと、履歴書に何を書いてどのように自分をアピールすれば良いのか、準備ができません。
なので、そういう時は応募の前に&履歴書作成の前に、事前に電話で問い合わせてみましょう。
そうすることで熱心さも伝わりますし、詳細も分かります。

電話の際は言葉遣いや話し方にじゅうぶんに気を付けます。

問い合わせの電話の例

お忙しいところ失礼致します。わたくし、求人広告を見てお電話させていただきました、○○と申します。求人の内容について、ご質問させて頂きたい事があるのですが、採用担当者の方はいらっしゃいますか?」

     「もしもし、採用担当の○○です。ご質問はどのようなことですか?」


「求人広告に未経験者可と書かれていますのは、医療業界で働くのはまったく初めてという場合も応募して良いのでしょうか?」


          「はい、大丈夫ですよ。履歴書をこちらにお送りください」


「ありがとうございます。近日中に必要な書類を送らせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します」


                 「わかりました。ご応募お待ちしています」


「宜しくお願い致します。お忙しい中ありがとうございました。失礼致します」

電話する時は時間帯に気を付けましょう。
基本的に病院は午前中がとても忙しいです。また、土曜日も忙しいです。
それから月末~翌月10日迄はレセプト作成の仕事に追われています。

電話をかけるときは、忙しい時間は避けるようにするのが基本です。

また、早口になったり悪い言葉遣い、馴れ馴れしい言葉遣いには決してならないようにしましょう。
焦らず元気な声ではきはき話すと印象が良いです。

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