当ページにはプロモーションが含まれます
医療事務って激務?残業は?
医療事務は激務だとか、残業が多いとか、仕事が大変、辛い、難しい・・・
こんな噂は聞いたことがありますか?
医療事務の仕事は果たして激務なのか?
そんなに大変なのか?
私は以前、大学病院の医事課で医療事務として働いていました。
このページでは医療事務の仕事内容や残業について解説しています。
医療事務職員の仕事内容 ~1日の流れ~
医療事務の1日の仕事の流れを、私が働いていたときのスケジュールを例にとり、紹介します。
まず、私の働いていた病院では医事課に30人程度の職員がいて、3グループに分かれ仕事を行っていました。
各グループの人数は約10名です。
病院の規模:特定機能病院である大学病院、約800床、診療科は約40科
Aグループ | Bグループ | Cグループ | |
7:00~ | 順次出勤・新人は一番最初に出勤 | ||
7:30~ | 新人→清掃、会計準備 | ||
8:00~ | 朝礼、各自準備 患者さんの自動受付機整列案内など |
||
8:30~12:30 | 初診・再診 受付 |
会計 | 予約受付 レセプト |
お昼休憩 | 交代でお昼をとります | ||
13:00~ | 午後の受付準備、カルテ整理 | ||
13:30~ | 会計 | 予約受付 レセプト |
初診・再診 受付 |
16:30~ | カルテ整理 片付け |
||
~17:00 | レジ閉め 精算 |
片付け | |
通常業務時間終了 | |||
17:00~ | レセプト期間(月末~翌月10日)は残業 各自担当科のレセプト作成 |
医療事務の仕事内容は主に
・会計
・初診、再診受付
・予約受付、レセプト
と分かれています。
たぶんこれはどこの医療機関でも変わらずあるものだと思います。
医療事務は、朝が早い
医療事務の仕事は、とにかく朝が早いです。
私の勤めていた病院では、午前中の受付開始は8時半からですが、その前に色々と準備をしたり
清掃、朝礼などなどやらなければいけないことがあるので、一番早い人では7時頃には出勤しています。
上下関係が結構厳しい職場だったので、新人はなるべく早く、できれば一番最初に出勤するようにと医事課長から言われていましたので、私も新人のときは7時~7時半の間には職場につくように家を出ていました。
家から病院までは、1時間半くらいかかるため朝は5時起き、6時前には家を出る毎日でした。
(このへんは病院によると思います)
病院は朝が早いので、朝が苦手な人は結構きついかもしれませんね。
それでも、人間というものは慣れてくるもので、1カ月たった頃にはすっかり早寝早起きの健康的生活になっていました。
残業について
派遣さんを除き、普通の社員はある程度大きな病院で働くうえで、残業は必須かと思います。
とくにレセプト期間と言われる月末~翌月10日の間。
医療事務の仕事で、よく知られているものに「レセプト作成」の仕事があります。
これは、患者さん1人につき、毎月1枚「診療報酬明細書」=レセプトというものを作成し、保険者へ診療費を請求する仕事です。
これは毎月10日が締め切りとなっていて、全月のレセプトを作成してそれまでに提出しなければ、病院は収入が入ってきません。ですから絶対に10日までに終わらせなければいけません。
私の勤めていた病院の場合、診療科ごとに担当者がいて、その科についてのレセプトを作成していました(わたしは整形外科の担当でした)。
レセプトの作成には、病名をつける必要があるのですが、病名をつけるのは医療事務はしてはいけないことになっています。病名がついていないカルテがあったりすると、医師に病名をつけてもらわなければいけません。
そういった手間もあったり、また、レセプトの間違いには特に気を配らなければいけません。
(ミスがあるとレセプトが却下され戻ってくる→病院に収入が入らないのでそのようなことが無いようにしなきゃいけない)
レセプト作成期間も普通に診察は行われるので、初診・再診受付や予約受付、会計などいつもの業務に加えてレセプトを作成する仕事をしなければいけません。
そうするとどうしても通常の勤務内時間では処理できず、残業をすることになります。
ただ、仕方ない用事がある場合は帰っても良いことになってました。が、新人のときはそれは言いだせません(笑)
大きな病院ほど、残業はある傾向だと思います。なぜなら、患者さんが多いからです。
患者さんが多いと、それだけレセプトの枚数も増えます。
診療所やクリニックで働いた事は無いので分からないですが、たぶん大きな病院と比べたら残業は少ないと思います。
また、歯科医院の場合、レセプト作成についての業務は外部委託を行っているところがほとんどだそうです。
なので歯科医院も残業はほぼ無いと思います。
もちろんやりがいがとてもある仕事だし、終わった時の達成感といったらなんとも言えないものだし、残業代含めると結構良いお給料がもらえるのですが、
やはり独身で無い人の場合、大学病院のような大きな病院で正社員で働く、というのはある程度家庭を犠牲にすることになります。
ただ派遣の場合は残業は無く、定時で帰れることがほとんどです。
私の勤めていた病院に派遣の方は2人いましたが、やはり定時でしっかり帰れていました。結婚されている方、お子さんがいる方など定時で帰りたい方で、大きな病院で働きたい場合は派遣を検討したほうが良いかな?というのが私の意見です。※こちらも参考に⇒派遣という選択も有り
正社員は独身の人ばかりでしたが、派遣の方は2人とも結婚されていました(1人は医師の方の奥さんでした)。
近所の病院やクリニックでパートをする場合は、時給で働くことがほとんどで残業も無いことが多いようですね。
まとめ☆医療事務の仕事は激務なのか?そんなに大変なのか?
医療事務の仕事は、朝が早いので朝早いのが苦手な人には辛いな~・・と感じるかもしれません。
激務か?と言われたら、特に体力仕事でもないし、ずっと立ちっぱなしという訳でも無いし、残業の面で言えば辛い時期は月の3分の1くらいです。
休みは病院によると思いますが、医療機関は基本的に日曜日はお休みのところがほとんどです。
また、ゴールデンウィークや年末年始など祝日もお休みです。
土曜日は午前中だけのところが多いです。私のところは土曜日は交代制でお休みをとっていました。4週間あったら、2回は出勤で2回はお休み、というような感じでした。
病院はサービス業だとも言われるようになってきた世の中ですが、サービス業というのは普通土日は休めない、祝日も休めないです。でも病院勤めは休む事ができます。
その点は凄く良いと私は思っていて、土日が休みだと独身の人だったら趣味もできるし、自分の時間もできます。結婚されている人だったら、家族との時間が増えます。
激務かどうか、と言われたら決して大変じゃない訳じゃないけど、そんなにめちゃくちゃ死ぬほどつらい訳でもなかったなー。というのが私の経験から言えることです(凄い中途半端で申し訳ないです)。
大変なこともあるけど、その分やりがいが凄くあるのが医療事務の仕事です。
患者さんから「ありがとう」と言われたり、顔なじみの患者さんとお話したり。直接患者さんに医療行為はできないけど、感謝してもらえるんです。レセプトの作成も私は好きだったし、仕事は楽しかったです。
たぶん医療事務に向いている人は、「思いやりがある人」だって思います。
(あと、朝に強い人(笑))
人のために何かしたいとか、患者さんのためにこうしたいとか、そういった気持がある人であれば激務だ!大変だ!なんて気持ちはきっと生まれないのかなって思います^^実際、同僚達も仕事が辛い辛い言っている人はいませんでした。
医療事務講座は必ず比較してから決めるべき!です。
1度の入力で、複数の医療事務講座の資料請求ができます(無料です)
⇒無料一括資料請求はこちらからできます
☆無料で一括資料請求できる講座は、
・日本医療事務協会 ・ニチイ学館 ・ヒューマンアカデミー
どの講座が良いか迷っている方は、医療事務経験者の管理人が選んだ下記の優秀医療事務講座3つも参考にして下さい。
【取得資格+就職サポート+料金+教材を総合的に比較しました】
【第1位】 日本医療事務協会
合格率75%の資格を確実に目指し、かつ医療事務の最高峰試験である、診療報酬請求事務能力認定試験を最終的に目指せる。とても現実的だし、W取得はかなり安心感があります。
基本の医療事務講座にプラスして、医事コンピュータ、レセプトチェックなどオーダーメード感覚で学びたいものだけ受講が可能というのも評価点が高いです。
就職支援制度も手厚く、求人内容もパート・正社員・派遣と豊富。なかでも正社員の求人数の多さが最大の魅力です!堂々の総合第1位です。
【第2位】 ニチイ
40年以上の歴史を持つ医療事務講座。ニチイの修了生5万人以上が現在医療機関で働いていて、実績&信頼が厚いです。
年間6万人が受験する、日本最大規模の試験医療事務技能審査試験を目指します。
契約医療機関数は11,000件。医療機関との太いパイプが就職サポートを後押ししてくれます。通学、通信にWeb上で学べるWebカレッジも加わり、益々学習スタイルが選びやすくなりました。
認定試験には対応していないため、総合比較第2位です。
【第3位】 ヒューマンアカデミー
医療事務の最高峰&最難関試験である診療報酬請求事務能力認定試験に対応。
そのほか医療秘書資格、医事コンピュータ資格等最大5つの資格が目指せます。「医療保険士」資格は100%合格保証制度付き。就職サポートはヒューマンリソシアによる就職先の紹介となります。
5つの資格を取得できるのは魅力大!ですが、料金設定が高めなため総合第3位です。
当サイトの医療事務講座比較はこちら