医療事務の資格の選び方~どれを目指すか、すぐきまる!
医療事務に興味をもち、取得を考えたときにまず一番最初にぶちあたる壁が、
「資格が多すぎる!」
「どれを選べばいいか分からない!」
「どれが就職時に有利なの?」
ということだと思います。
医療事務の資格は、本当に数多くあり、あたらめて調べてみたところ
(詳しくははやわかりStep1を見て下さい)
- 医療事務(医療事務知識・レセプト作成知識・技能)の資格・・11種類
- 医療秘書の資格・・7種類
- 医師事務作業補助者の資格・・
4種類5種類(2011年2月追加) - 診療情報管理の資格・・4種類
- 調剤事務の資格・・9種類
- 医事コンピュータ資格・・8種類
- 介護事務の資格・・8種類
と、全部で52種類もの資格が存在します。
こんなに資格の種類があっては、医療事務を今から目指そうという人には大変分かりにくく、統一してくれよと思ってしまいますね。
なぜこんなに資格が出来てしまったかというと、そもそも医療事務の資格は、医師や看護師、薬剤師などとは違い国家資格ではありません。医療事務の資格は「民間資格」です。
なので、どんどん「医療○×協会」だの「病院△△財団」だのが増え、試験を行い資格認定しているので気付けばこんなに資格が増えてしまいました。
資格保有者である私でさえ分かりにくいですから、医療事務をこれから目指す人にとっては訳が分からないと思います。医療事務で検索すると色々と解説サイトはありますが、いまいちどれを目指せば良いか分からない。。
なので、このサイトでは初心者の方に医療事務資格の選び方を、とことん分かりやすく解説することを目指していきたいと思います。
↓↓まずは「自分がどんな仕事をしたいか」をなんとな~くで良いので決めていきましょう!↓↓
あなたは医療機関で、どんな仕事がしたいですか?
もう一度、医療事務の資格の種類を整理してみます。
- 医療事務の資格
- 医療秘書の資格
- 医師事務作業補助者
- 診療情報管理の資格
- 調剤事務の資格
- 医事コンピュータ資格
- 介護事務の資格
主に上記のようにジャンル分けが出来ます。
各資格がどんなお仕事につながっているのか?ということについて見ていきましょう。
どんな職業? | 仕事の内容 | |
---|---|---|
医療事務 | いわゆる「病院の受付」。 医療機関の収入を正しく請求するレセプト業務を行う。 |
・受付 ・会計 ・入退院の手続き ・レセプト作成 ・予約受付 等 |
医療秘書 | 医師や看護師、医局などの秘書。 病棟クラークもここにあたる。 ・院長秘書 ・医局秘書 ・看護部長秘書 ・病棟クラーク 等 スムーズに医師や看護師が診療を行えるようサポートする。 医療事務知識、医療知識+秘書についての能力や知識が必要。 |
(院長秘書の場合) ・来客の応対 ・院長室の環境整備 ・スケジュール管理 ・郵便物整理、電話応対 ・文書の作成 ・出張手配 等 |
医師事務作業補助者 | この「医師事務作業補助者」を配置していると、医師事務作業補助体制加算が取れる、というのが2008年に決められたことで続々登場中なのがこの資格。 これまで医師が行っていた事務作業を、医師の指示の元で代行する。 ※レセプト業務(診療報酬請求事務)はやらない。 |
・文書作成 ・カルテの代行入力 等 |
診療情報管理 | 診療情報の管理をする。 「診療録管理体制加算」が2000年4月より取れるようになったことで注目を集めています。 医師や関係者より患者さんの記録を集め、専門性の高い一定の方式で整理し、必要に応じて提供出来るように管理します。 完全に病院のウラでの仕事です。パソコンスキルは必須で、正確さも大切。 その他カルテを読み取る読解力やデータ分析力も必要です。難易度が高く取得はやや難しいと言われています。 |
・病名コーディング(つまり簡単に言えば整理) ・診療データ分析 ・診療改善点、重点ポイント提案 ・統計業務 等 |
調剤事務 | 病院ではなく、調剤薬局での事務。 医療事務とはまた違い、調剤薬局は調剤薬局のレセプト請求スキルが必要となります。 |
・受付 ・調剤報酬請求業務 等 |
医事コンピュータ | レセプトを紙で請求していた時代は終わり、全てコンピュータで行われるようになりました。 この「医事コンピュータ」関連資格は、そういう職業があるわけでなく、レセプトをコンピュータで作成出来るという能力の証明となるものです。 なので、この資格単品ではなく、 医療事務+医事コン資格 医療秘書+医事コン資格 のような感じで他資格にプラスして取るような資格です。 |
- |
介護事務 | 介護福祉関連施設での事務。 介護保険についての知識や介護報酬請求などの知識が必要です。 |
・入居受付 ・介護報酬算定、請求 等 |
だいたい各資格のジャンルに対応した職業が分かってきたと思います。
どんな仕事がしたいかなんとなく定まったら(ジャンルが決まったら)、
↓↓次はそのジャンルの中でどの資格を取得するか決めていきましょう。↓↓
ジャンルの中からどの資格を目指すか決めよう!
目指すジャンルが決まったら、次はその中からどれを目指すか決めていきましょう。
各ジャンル別に個人的に就職に有利と思われる資格順に紹介しています。上記リンクより進んで下さい。
※医事コンピュータ資格は、他資格+医事コンというように併せて取るべきものです。
どの資格を目指すかだいたい決まりましたか?次はどこで学ぶか決めていきましょう!
→はやわかりStep3 どこで医療事務を学ぶか~どこで学ぶか、すぐきまる!へ
医療事務講座は必ず比較してから決めるべき!です。
1度の入力で、複数の医療事務講座の資料請求ができます(無料です)
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☆無料で一括資料請求できる講座は、
・日本医療事務協会 ・ニチイ学館 ・ヒューマンアカデミー
・生涯学習のユーキャン ・ソラスト(旧ニック教育講座) 他
どの講座が良いか迷っている方は、医療事務経験者の管理人が選んだ下記の優秀医療事務講座3つも参考にして下さい。
【取得資格+就職サポート+料金+教材を総合的に比較しました】
【第1位】 日本医療事務協会
合格率75%の資格を確実に目指し、かつ医療事務の最高峰試験である、診療報酬請求事務能力認定試験を最終的に目指せる。とても現実的だし、W取得はかなり安心感があります。
基本の医療事務講座にプラスして、医事コンピュータ、レセプトチェックなどオーダーメード感覚で学びたいものだけ受講が可能というのも評価点が高いです。
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認定試験には対応していないため、総合比較第2位です。
【第3位】 ヒューマンアカデミー
医療事務の最高峰&最難関試験である診療報酬請求事務能力認定試験に対応。
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5つの資格を取得できるのは魅力大!ですが、料金設定が高めなため総合第3位です。
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