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医療事務の仕事を知ろう!

ここでは医療事務の実際の仕事内容を解説していきます。

医療事務の主な仕事内容

  • 受付
  • 会計
  • レセプト業務
  • 入院患者対応
  • 秘書業務
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医療事務といえば、病院の受付

一般の人が「医療事務」と聞いて思い浮かべるのは、病院の受付にいるお姉さん(もしくはお兄さん)のことだと思います。
何を隠そう私もこの「受付のお姉さん」に憧れて、医療事務を目指そうと思ったひとりです。

受付では実際に何をするかというと、初診や再診の受付保険証情報の入力カルテの作成院内の案内などを主に行う事になります。

患者さんが病院に来たとき、一番最初に出会うのが受付の医療事務員なので、「病院の顔」としてとても責任のある役割だと思います。ここでの対応の善し悪しが、病院の評判にもつながってきます。

正確な作業能力も必要ですが、その他パソコンスキルや笑顔、また素早さも求められます。
病院で1時間も待ったのよ!なんていう話よく聞きますよね。患者さんにとって、とても負担になるのが待ち時間です。この待ち時間を少しでも減らせるよう、てきぱきとした手続きが出来るか、というのもとっても大切な素質です。

そして、お店と同じで病院にもクレームがあります。患者さんは心身ともに疲れていることも多く、何気ない言葉が思わぬクレームにつながってしまうこともあります。
クレームの対応に、時には疲れてしまうこともあるかもしれませんが、気に病まずに気持ちを切り替えることができる能力も必要です。

診察を終えて、最後にお会計

患者さんが、長い待ち時間の最後にやってくるお会計。
体調の悪い患者さんは少しでも早く帰りたいので、ここでも素早さが大切となってきます。

実際の業務としては、診療報酬点数表という資料を見ながら、今日おこなった診療情報と照らし合わせ、医療費を計算し、患者さんに自己負担額を支払ってもらうのですが、
コンピュータ化が進んできている最近では、医師が診療内容をコンピュータで入力すると、会計情報が計算され、お会計の窓口へも反映されそれほど時間がかからなくなってきています。

ただ自動計算で楽になったからといって、医師は基本的に医療事務の知識は無いので、間違いがある可能性もあります。確認作業のために診療報酬算定上の知識は、医療事務としてはたらく上では必須です。
患者さんから「この前と同じ診療内容なのに今日の方が高いのはどうして?」などといった質問を受けることもあります。
そういった質問に素早く受け答え出来るかどうかは、医療事務にとって大切なスキルです。

また、病院にもよりますが、処方せんの発行も医療事務の仕事です。

医療事務で一番大切!レセプト業務

レセプト、という言葉を、少しは聞いたことがあるかもしれません。
レセプトとはいったい何なのか?というと、

病院に行くと支払うお金は、3割とか2割で良いですよね。自治体によってですが、小さい子の医療費は無料だったりしますよね。
保険診療の基本は、患者さん本人と、患者さんが加入している保険者で負担する、ということです。

つまりあなたが病院に行って3割支払ったら、残りの7割は保険者が負担してくれている、ということです。
小さい子の医療費はあなたは払わなくても良いですが、保険者と公費で、10割分負担してくれているんです。

例えば、患者さんの負担が3割だったとします。
そうすると診療が終わった時点では、3割しか診療費が回収出来ていません。
なので残りの7割を保険者に請求しなくてはいけません。

この診療費の請求手続きを、「診療報酬請求業務」=「レセプト業務」と言います。

この診療報酬の請求業務は、毎月決まった用紙「診療報酬明細書」=「レセプト」を作成して、審査支払機関へ提出します。審査支払機関はそのレセプトが正しいかチェックをして、問題が無い場合は保険者に診療報酬の請求をします。
そしてようやく、診療報酬が医療機関へ支払われ、残りの7割が入ってくるというわけです。

病院の収入の大半を占める診療費。この請求を行うレセプト業務は、病院の経営に関わるとっても大切な業務なのです。

※平成23年4月~
保険医療機関・保険調剤薬局は一部の例外を残して診療報酬/調剤報酬(レセプト)のオンライン化が原則義務化されるとのこと。
これにより、医療事務員のPCスキル、医事コンを扱える技能は必須になってきます。

入院患者への対応

入院設備のある病院で働く場合は、入院の手続きも医療事務の仕事です。
カルテの準備や費用などの説明病棟の案内入院費の精算等、患者さんの入院から退院までを見届ける大切な業務のひとつです。

病院の収入の約6割が入院収入と言われているので、この入院関連の仕事は、病院の収入に大きく影響する仕事です。
患者さんが一番気になるところは、やはり費用の点なので、あらかじめ大体の金額を伝えるようにしたり、
支払いが難しい患者さんには貸付制度や公費負担制度の案内をしたり、高額療養費の説明をしたり。様々な知識も必要になってきます。

秘書業務

医師や看護師のサポートを行う、秘書業務を行うこともあります。
大きい病院ではきちんと名称で「医療秘書」としてポジションを置いている場合もあります。

医療秘書と普通の秘書との違いは、医療の知識が欠かせない、ということです。
もちろん一般的な秘書業務能力、スキルは必須です。

誰のサポートに就くかで、仕事内容は変わってきますが、スケジュール管理や来客の応対書類の整理や郵便物の整理などが主な仕事で、院長秘書、医局の秘書、看護部長秘書などがあります。

この他「病棟クラーク」と呼ばれる職業があり、これは入院病棟付秘書とも言えます。
入院台帳の整理をしたり、病室やベッドのネームプレート作成カルテやレントゲンの整理や管理などが主な仕事です。
治療費や保険制度について、入院患者さんから質問を受けることもあるので、
医師や看護師では対応出来ないことをサポートする役割をします。

※平成20年度の診療報酬改定で、「医師事務作業補助者」の配置で加算が取れるということになり、
病院でこの医師事務作業補助者の配置が積極的に進んでいます。

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