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医療事務技能審査試験のガイドライン

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))概要
資格概要 この試験は、合格すると「メディカルクラーク(R)」と名乗る事ができます。
医療事務資格の最高峰である「診療報酬請求事務能力認定試験」がレセプト作成業務に特化した試験なのに対して、
この医療事務技能審査試験は、
レセプト業務+患者接遇+院内コミュニケーション能力
など医療事務職としての総合的な能力の証明をしていると言えると思います。

この試験には医科と歯科があり、それぞれに1級と2級があります。合格率が65%程度と難易度はまあ少しは難しいだろう、という試験です。
ですが診療報酬請求事務能力認定試験に比べたら倍以上の合格率です。
年間5万人が受験しているそうで、医療事務関係の資格としては最大規模の全国統一試験です。
受験資格 学校の過程を経て、または実務を経験してからでないと受験できません
ニチイの医療事務講座はこの試験の合格を目指しています。学校単位での受験が多く、医科・歯科でのべ300校以上だそうです。

【1級】下記(1)~(3)のいずれかにあてはまる人は受けられます
(1)2級合格者で医療事務として実務経験が1年6カ月以上ある
(2)教育機関等が行う教育訓練のうち「1級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合するものの履修者
(3)医療事務として実務経験が3年以上ある

【2級】次の(1)~(2)のどちらかにあてはまる人が受けられます
(1)教育機関等が行う教育訓練のうち「2級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合するものの履修者
(2)医療事務として実務経験が6カ月以上ある
受験料 6,500円
試験日程 ★1級   2月、6月、10月 年3回
★2級   毎月1回 年12回

平成24年9月22日(土)
平成24年10月27日(土)
平成24年11月24日(土)
平成24年12月15日(土)
平成25年1月26日(土)
平成25年2月23日(土)
平成25年3月23日(土)
試験地 各都道府県(会場は公共施設等で実施)
合格率・難易度 約65%  やや難しい
主催団体 財団法人日本医療教育財団

医療事務技能審査試験を目指す通信講座

通信講座の中では、ニチイがこの医療事務技能審査試験の合格を目指しています。
ニチイでの講座で学んだ人はこの講座が開講されて以来、50万人以上だそうです。
ちなみにニチイで目指すのは2級です

この試験のいいところは、2級が毎月実施されているので、講座の受講終了に合わせてタイミング良く即受験できるところかなと思います。

難易度もそれ程高くないので、まあスタンダードな資格なんだろうな、という印象です。
ニチイなど短期間で医療事務を学べる通信講座で目指す資格としてはちょうど良いかんじですね。

しかも十分受験者も多いし、歴史も35年余と長いので信頼感もあります。
それに全国統一試験というのも強みかと思います。

医療事務技能審査試験を独学で取れるか

この試験の受験資格を見てもらうと分かりますが、全く経験もなく医療事務初めてという方は一般受験が出来ませんので独学で取る事は出来ません。
2級は医療事務としての実務経験が6カ月以上あれば受験出来ます。
この試験を受けるには試験をつくっている団体が定める基準に合う「講座を受講する」か、「経験」が必要だということです。

出題範囲と過去問から見る問題例・解答

出題範囲
学科 1級
医療事務専門知識
2級
医療事務一般知識
実技 1級
【実技Ⅰ】接遇、院内コミュニケーション
【実技Ⅱ】診療報酬請求事務
2級
【実技Ⅰ】患者接遇
【実技Ⅱ】診療報酬請求事務

<こんな問題が出ます>
試験内容は、実技Ⅰ、学科、実技Ⅱの三科目で構成されてます。

実技Ⅰ・・窓口または電話での応対を400字程度の文章にする問題が2問出る。
(患者さんからの質問、クレーム、予約の変更、院内コミュニケーションなど)

学科・・3者択一。医療保険制度や公費負担制度、医学知識等幅広い中から25問。
60分で解答します

実技Ⅱ・・レセプト
カルテ4枚とそれに基づき作成されたレセプト4枚の内容を照合し、間違っている所を訂正する、という形式。
基本的には内容はそれほど難しくない。
記載漏れや薬の区分違いなど、なかなか気付きにくい問題も中にはある。

3科目が全て70%以上合格出来れば合格です。

【学科試験 問題例】
保険者番号について誤っているものを選びなさい
イ 長野県の私立中学校の教員          34210013
ロ 神奈川県にある従業員40名の会社社員  06140958
ハ 千葉県在住の夫婦のみで営む酒屋の店主 120089
ニ 東京都在住の73歳の前期高齢者     39131123

A イ、ロ、ニ   B イ、ハ   C ロ、ハ、ニ

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【第1位】 日本医療事務協会 
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