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処置料の算定~ここだけは押さえておきたい知識

医療事務資格の勉強の際に、ここだけは押さえておきたい!という知識をまとめています。

処置料は、レセプトの40番に記載する項目になります。

基礎知識

処置手抜料 + ( その時使った薬剤料 ) + ( その時使った医療材料 )

◆薬剤料の計算は、投薬・注射と同じですが、違うのは15円以下の薬は全て算定できないということです。(0点)よって、レセプト40番80番で使用される薬は、全て2点からとなります。

◆簡単な処置(浣腸・吸入)は算定できません。その時、もし薬剤や材料を使えば薬剤料・材料料のみ算定します。

◆手術当日に手術に関連して行った処置(ギブスを除く)は算定できません。
(例:留置カテーテル設置、高圧浣腸など)

◆対称器管の処置
 点数表の処置名の後に(片側)と記載されているものは片側につきの点数です。
 →両側行えば2倍できる。

処置を算定すると、再診料の外来管理加算は算定できません。

創傷処置について

医療事務の資格試験では、よく出題される項目になります。

創傷処置は、傷の場所では無く、傷の大きさで点数が区分されます。そして、熱傷・凍傷・薬傷・電撃傷については、創傷処置の3倍の点数(但し2カ月以内)を算定します。この場合、レセプトに初回処置日を記入します

時間の加算

緊急に外来で150点以上の処置を行った場合、

  • 時間外・・・40/100を加算  レセプトに記載する略語「外」
  • 休日、深夜・・・80/100を加算  レセプトに記載する略語「休」レセプトに記載する略語「深」

酸素吸入について

◆酸素吸入 1日につき65点。
この「1日につき」というのは、0:00~24:00のことです。

●酸素代の計算

  単価 × 総リットル × 1.3(補正率)

<例>

カルテに 「酸素吸入 3L/分 2時間」 とあったら?

1分間に3リットル使用 → 1時間に180リットル (3×60)
           → 2時間では360リットル (3×120)

<<右側のレセプト記載>>

40番|酸素吸入   65×1
  |酸素(0.3円×360L×1.3)÷10  14×1

<<左側のレセプト記載>>

   2回 79点

となります。※(65×1)+(14×1)=79

医療事務の資格は、講座により取得資格が異なります。
医療事務講座は必ず比較してから決めるべき!です。

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